先ごろアメリカの経済誌の長者番付で有名な「フォーブス」に、驚くべき記事が掲載されました。
何とこのコロナ禍において、空前の住宅ブームが到来するというものです。
記事によれば、現在の低金利を背景に住宅需要は旺盛。しかしながら新築、中古とも供給が不足気味だというのです。
また、別の記事では新型コロナウイルスの長期化に伴い、危険の多い都市から安全を求めて郊外へ人口移動がみられるという論説もあります。
その結果、郊外型住宅地の需給バランスが崩れ住宅ブームが到来するというものです。
確かに私たちも現在物件を市場で販売していますが、6月以降急速に反響が大きくなっているのを感じます。経済活動の低下とは裏腹に、住宅は活況を呈しており、アメリカでの不動産投資は、今後もまだまだ力強いものがあると感じています。
【2020年9月時点のマーケットデータ】
■戸建住宅の成約数は、前年比+27%となり、7月(+25%)、8月(+11%)に続き高水準で推移。マーケットは依然活発。
■成約価格の平均は、前年比+13%となり、8月(+23%)と比較すると沈静化したものの、 価格上昇傾向は継続。 (中央値も前年比+10%)
■ DOM(Day on Market:売り出しから成約までの日数)は、41日で前年比-20%(-10日)。 8月(43日:前年比-9%)からさらに短縮。例年は9月から市場が鈍化しDOMが長くなるが、逆に短縮している特殊な状況。
■ 新規売り出し物件数が前年比-3%、販売中の物件数は前年比-49%まで低下(8月は-45%)。マーケットの物件不足が加速。
新型コロナウイルスにより一時は前年比で大きく数字を下げる月もありましたが、現在は中古物件の供給量が不足している状況です。
サブプライム住宅ローン危機でダメージを負った住宅建設業者は、過去10年にわたり細々としか仕事をしてこなかったと報じられています。国勢調査局のデータによると、1959年以降の新規住宅建築数は毎年平均150万戸。ところが過去10年間に限ってみると、年間わずか90万戸しか建てられていません。これも供給量が不足している一因と考えられます。
一方、冒頭でも触れましたが、FRB(The Federal Reserve Board)は2023年まで低金利政策を行う予定であり、今後も住宅ローンの金利は低い水準が保たれる見通しで、今後も活発なマーケットが継続することが予想されます。
米国の住宅市場は35兆ドルの規模ともいわれています。コロナウイルスで一時は停滞した米国の住宅市場は着実に回復しているものと思われます。
【弊社販売物件一例】
①Allen
②Mckinney
弊社では、活況なマーケットに加えて、投資家のみなさまにご満足いただける独自のサービス(サブリースや定額修繕サービス)を行っております。
海外不動産が初めての方でも、安心して投資できるしくみをご用意しております。
お気軽にお問い合わせいただければ幸いです。